スマホを紛失した時にすぐやること【遠隔ロック・データ消去】

スマホをなくした時に何をすべきか、落ち着いて確認できるよう手順をまとめました。遠隔ロック・位置確認・データ消去の方法をiPhone・Android対応でわかりやすく解説します。

スマホが見当たらない——気づいた瞬間、誰でも焦ってしまうものです。でも、落ち着いて順番に対応することが最も重要です。

この記事では、スマホをなくした時に今すぐやることを、STEP形式でわかりやすくまとめました。iPhoneとAndroid、両方の手順を記載しています。

この記事は一般的な対処の参考情報です。
個人情報の流出や金銭的被害が生じた可能性がある場合は、必ず警察・キャリア・カード会 社などの専門機関にご相談ください。

この記事はApple・Google・警察庁の公開情報をもとに作成しています。
記載の手順はiOS・Androidのバージョンにより一部異なる場合があります。

この記事の目次

まず深呼吸。焦らず順番に対応しましょう

スマホをなくした直後はパニックになりがちですが、焦って誤操作するよりも、落ち着いて手順を踏むほうが結果的に早く解決できます。

▼ 以下のSTEPを上から順番に行ってください ▼

STEP 1 別の端末からスマホの現在地を確認する

スマホをなくした直後にまずやることは場所の特定です。
手元にパソコン・タブレット・家族や知人のスマホがあれば、以下の方法で現在地を確認できます。

iPhoneの場合——探すアプリ・iCloud

方法①:iCloud.comから確認する

パソコンまたは別のスマホのブラウザで icloud.com/find にアクセスし、Apple IDでサインインします。
デバイスを探すから紛失したiPhoneを選ぶと、地図上に現在地が表示されます(位置情報がオンで、スマホの電源が入っている場合)。

方法②:別のAppleデバイスの探すアプリから確認する

家族や知人のiPhoneの探すアプリを借りて、自分のApple IDでサインインすると、位置確認ができます。

💡 探す機能はあらかじめ設定されている必要があります。
設定方法は設定 → 自分の名前 → 探す → iPhoneを探す からオンにできます。
紛失前に設定しておくことをおすすめします。

Androidの場合——デバイスを探す

パソコンまたは別のスマホのブラウザで google.com/android/find にアクセスし、Googleアカウントでサインインします。
地図上にデバイスの現在地が表示されます(位置情報がオンで、インターネットに接続されている場合)。

⚠️ 電源が切れている・機内モードになっている・位置情報がオフの場合は、位置確認ができないことがあります。その場合はSTEP 2に進んでください。

STEP 2 遠隔ロックをかける

現在地が確認できた場合も、できなかった場合も、すぐに遠隔ロックをかけましょう。
遠隔ロックとは、スマホを手元に持っていなくても、インターネット経由で画面を施錠する機能です。

iPhoneの場合——「紛失モード」を有効にする

iCloud.comのデバイスを探すから
紛失したiPhoneを選び、紛失モードを有効にするをクリックします。

紛失モードをオンにすると次のことが行われます。

画面がロックされ、パスコードなしでは操作できなくなる

画面に任意のメッセージ(連絡先など)を表示できる

Apple Payの使用が一時停止される

デバイスの位置情報が記録され続ける

💡 もし拾った方はこちらへご連絡くださいという文面と電話番号を表示しておくと、善意で拾った方から連絡をもらえる可能性があります。

Androidの場合——デバイスを保護を実行する

google.com/android/find から
紛失したデバイスを選び、デバイスを保護をクリックします。

画面がロックされる

Googleアカウントからサインアウトされる

画面にメッセージと電話番号を表示できる

STEP 3 心当たりのある場所・連絡先を確認する

遠隔ロックをかけたら、落ち着いて次を確認しましょう。

① 最後にスマホを使った場所(カフェ・乗り物・訪問先など)

② 立ち寄った施設の落とし物窓口・遺失物センターへの連絡

③ 交通機関の忘れ物センター(電車・バス・タクシーなど)

警察への遺失物届の提出は、見つかった場合の連絡先として機能します。
最寄りの警察署または交番で遺失物届を出しておきましょう。

STEP 4 通信会社に連絡してSIMカードを停止する

スマホが戻ってこない可能性を考えて、SIMカードの利用停止を申請しましょう。
不正利用によるキャリア料金の発生を防げます。

キャリア紛失・盗難時の連絡先
■ NTTドコモ151(ドコモの電話から) 0120-800-000
■ au157(auの電話から) 0077-7-111
■ ソフトバンク157(ソフトバンクの電話から) 0800-919-0157
■ 楽天モバイル公式アプリmy楽天モバイルまたはサポートページから申請
■ 格安SIM各社各社公式サイトのサポートページから確認

⚠️ SIMカードを停止すると、紛失中のスマホへの着信・SMS受信もできなくなります。停止のタイミングは状況に応じて判断してください。

STEP 5 重要なアプリのパスワードを変更する

スマホが戻ってこない可能性を考えて、SIMカードの利用停止を申請しましょう。
不正利用によるキャリア料金の発生を防げます。

優先度が高い変更先

■Apple ID / Googleアカウントのパスワード

■LINEアカウント(別端末で強制ログアウトも可能)

■インターネットバンキング・電子マネーアプリ(PayPay・楽天ペイなど)

■クレジットカード管理アプリ

LINEのアカウントを保護する方法

別の端末でLINEにログインし、設定 → アカウント → ログイン中の端末から紛失したスマホをログアウトできます。

PayPayを停止する方法

PayPayのサポートページまたはカスタマーサポートに連絡して、アカウントの利用停止を申請できます。

STEP 6 見つからない場合——遠隔データ消去を検討する

スマホが戻ってくる見込みがなく、重要な個人情報が入っている場合は遠隔データ消去(リモートワイプ)を検討します。

⚠️ 重要:遠隔データ消去を実行すると、スマホ内のすべてのデータが削除されます。
実行後は元に戻せません。
バックアップが取れていない場合は、写真・連絡先などのデータも失われます。実行前に十分に検討してください。

iPhoneの場合——消去を実行する

iCloud.comのデバイスを探すから、紛失したiPhoneを選び、このデバイスを消去をクリックします。

実行後

  • iPhoneが工場出荷時の状態にリセットされる
  • 位置情報の追跡もできなくなる
  • iCloudにバックアップしていたデータは後日復元可能

Androidの場合——デバイスのデータを消去を実行する

google.com/android/find からデバイスのデータを消去を選択します。

実行後

  • すべてのデータが削除される
  • 端末がリセットされる
  • Googleアカウントへのアクセスも削除される

紛失に備えてあらかじめやっておきたい設定

この記事を読んでいる方の中には、幸い今回は見つかったという方もいるかもしれません。
次回の備えとして、今のうちに以下の設定をしておくことを強くおすすめします。

① 探す機能・デバイスを探す機能をオンにしておく

iPhoneは設定 → 自分の名前 → 探す → iPhoneを探すをオンにする
Androidは設定 → セキュリティ → デバイスを探すをオンにする。

② 定期的にクラウドバックアップを取っておく

iCloudまたはGoogleフォトで自動バックアップをオンにしておくと、万が一データが消去された場合でも写真などを復元できます。
(参照記事:スマホの写真を整理・バックアップする方法はこちらから▶)

③ 画面ロック・パスコードを必ず設定しておく

画面ロックなしのスマホは、拾った人が誰でも中身を見られます。
指紋認証・顔認証+パスコードの組み合わせが最も安心です。

④ キャリアの連絡先をメモしておく

紛失した時は手元にスマホがないため、キャリアの問い合わせ番号をスマホ以外の場所(手帳・財布の中など)にメモしておくと安心です。

よくある質問

スマホの電源が切れていても場所がわかりますか?

通常は電源オフの状態では位置情報を取得できません。
ただし、iPhoneはiOS 14.5以降、電源オフ状態でも一定時間は位置情報を送信できる機能がAppleによって追加されています(Bluetoothを使用)。
Androidはデバイスや設定によって異なります。

遠隔ロックをかけたら、見つかった時に自分で解除できますか?

はい、できます。
iPhoneの紛失モードはiCloud.comからいつでも解除できます。
Androidも同様にGoogleアカウントから解除可能です。

盗難の可能性がある場合はどうすればいいですか?

まず警察に届け出てください(盗難の場合は被害届になります)。
STEP 2〜5を早急に実施し、クレジットカードの不正利用がないか、カード会社にも確認することをおすすめします。

スマホ保険には入るべきでしょうか?

スマホ保険については今後、別記事で詳しく解説していきます。
端末の価格・使用頻度・紛失リスクを踏まえて検討してみてください。

まとめ

STEP1 別の端末から現在地を確認する(iCloudまたはGoogleデバイスを探す)

STEP2 遠隔ロックをかける(iPhoneは紛失モード、Androidはデバイスを保護)

STEP3 心当たりのある場所・遺失物センターへ連絡する

STEP4 キャリアに連絡してSIMカードを停止する

STEP5 重要アプリのパスワードを変更する

STEP6 見つからない場合は遠隔データ消去を検討する(実行前に十分検討を)

まさかなくすとは思っていなかったという方がほとんどだと思います。今日この記事を読んだことをきっかけに、探す機能のオンバックアップ設定だけでも確認してみてください。

参考・出典

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