
スマホをなくした時に何をすべきか、落ち着いて確認できるように手順をまとめました。遠隔ロック・位置確認・データ消去の方法をiPhone・Android対応でわかりやすく解説します。
スマホが見当たらない——気づいた瞬間、誰でも焦ってしまうものです。でも、落ち着いて順番に対応することが最も重要です。
この記事では、スマホをなくした時に今すぐやることを、STEP形式でわかりやすくまとめました。iPhoneとAndroid、両方の手順を記載しています。
■最終更新日:2026年10月
この記事はApple・Google・警察庁の公開情報をもとに作成しています。
記載の手順はiOS・Androidのバージョンにより一部異なる場合があります。
まず深呼吸。焦らず順番に対応しましょう
スマホをなくした直後はパニックになりがちですが、焦って誤操作するよりも、落ち着いて手順を踏むほうが結果的に早く解決できます。
▼ 以下のSTEPを上から順番に行ってください ▼
STEP 1 別の端末からスマホの現在地を確認する
スマホをなくした直後にまずやることは場所の特定です。
手元にパソコン・タブレット・家族や知人のスマホがあれば、以下の方法で現在地を確認できます。
| iPhone | Android | |
|---|---|---|
| 使用する機能 | デバイスを探す | デバイスを探す (GoogleのFind Hub) |
| 確認に使う端末 | 家族のスマホ、パソコンなど | 家族のスマホ、パソコンなど |
| 確認方法 | Appleの「探す」にアクセスし、紛失したiPhoneに関連付けられたApple Accountでサインインして位置を確認する | Googleの「デバイスを探す」にアクセスし、紛失した端末に関連付けられたGoogleアカウントでサインインして位置を確認する |
| 公式サービス | Apple デバイスを探す | Google デバイスを探す |
| 位置が表示されない場合 | 電源が切れている、通信できないなどの理由で、現在地が表示されないことがある。条件によっては最後に確認された位置を見られる | 電源が切れている、通信できない、位置情報や機能の設定などの理由で、現在地を確認できないことがある。条件によっては最後に確認された位置を見られる |
| 注意点 | 地図上の位置は目安。紛失した場所を特定できても、無理に取り戻そうとしない | 左に同じ |
ポイント: 現在地が表示されても、自分で取り戻すために危険な場所へ立ち入ったり、知らない人と直接交渉したりするのは避けましょう。盗難の可能性がある場合は、警察への相談も検討してください。
iPhoneの場合——探すアプリ・iCloud
方法①:iCloud.comから確認する
パソコンまたは別のスマホのブラウザで icloud.com/find にアクセスし、Apple IDでサインインします。
デバイスを探すから紛失したiPhoneを選ぶと、地図上に現在地が表示されます(位置情報がオンで、スマホの電源が入っている場合)。
方法②:別のAppleデバイスの探すアプリから確認する
家族や知人のiPhoneの探すアプリを借りて、自分のApple IDでサインインすると、位置確認ができます。
Androidの場合——デバイスを探す
パソコンまたは別のスマホのブラウザで google.com/android/find にアクセスし、Googleアカウントでサインインします。
地図上にデバイスの現在地が表示されます(位置情報がオンで、インターネットに接続されている場合)。
STEP 2 遠隔ロックをかける
現在地が確認できた場合も、できなかった場合も、すぐに遠隔ロックをかけましょう。
遠隔ロックとは、スマホを手元に持っていなくても、インターネット経由で画面を施錠する機能です。
| iPhone | Android | |
|---|---|---|
| 使用する機能 | 紛失としてマーク または紛失モード | デバイスを保護・紛失としてマークなど。 表示名は機種やOSによって異なる |
| 操作方法 | 「探す」で紛失したiPhoneを選び、紛失としてマークする | 「デバイスを探す」で紛失した端末を選び、保護または紛失としてマークする |
| ロックの効果 | パスコードで端末をロックし、Apple Payのカードなどを一時停止する | 画面をロックし、設定によってはロック画面に連絡先やメッセージを表示できる |
| 拾った人への連絡 | 連絡先電話番号やメッセージを表示できる | 連絡先電話番号やメッセージを表示できる |
| 注意点 | Apple AccountのパスワードやiPhoneのパスコードを、拾った人を名乗る相手に教えない | Googleアカウントのパスワードや画面ロックの番号を、第三者に教えない |
ポイント: ロック画面に連絡先を表示する場合は、紛失した端末の電話番号以外に、家族などの連絡先を使う方法も検討しましょう。住所など、個人情報を必要以上に表示するのは避けてください。
iPhoneの場合——「紛失モード」を有効にする
iCloud.comのデバイスを探すから
紛失したiPhoneを選び、紛失モードを有効にするをクリックします。
紛失モードをオンにすると、次のことが行われます。
・画面がロックされ、パスコードなしでは操作できなくなる
・画面に任意のメッセージ(連絡先など)を表示できる
・Apple Payの使用が一時停止される
・デバイスの位置情報が記録され続ける
Androidの場合——デバイスを保護を実行する
google.com/android/find から
紛失したデバイスを選び、デバイスを保護をクリックします。
・画面がロックされる
・Googleアカウントからサインアウトされる
・画面にメッセージと電話番号を表示できる
STEP 3 心当たりのある場所・連絡先を確認する
遠隔ロックをかけたら、落ち着いて次を確認しましょう。
| 確認する場所 | 具体的な行動 | 注意点 |
|---|---|---|
| 自宅・職場 | バッグ、衣類のポケット、机、充電場所などを確認する | 遠隔ロックを解除する必要はありません。見つかるまでロック状態を維持します |
| 店舗・飲食店 | 直前に立ち寄った店に電話して、落とし物が届いていないか確認する | 可能なら、来店日時や座った場所などを伝えます |
| 電車・バス・タクシー | 利用した交通機関の忘れ物窓口に問い合わせる | 乗車した時間、路線、乗降場所などを整理しておくとスムーズです |
| 駅・商業施設 | 駅員や施設の案内窓口、遺失物窓口に確認する | 施設内のどこで紛失したか、わかる範囲で伝えます |
| 警察 | 最寄りの警察署や交番に遺失届を相談・提出する | 盗難の可能性がある場合も相談します。端末の機種や色、電話番号、IMEIなどがわかれば準備します |
ポイント: 地図上で見知らぬ場所に端末がある場合、取り戻そうとして一人で向かうのは避けましょう。盗難が疑われるときは、位置情報を記録して警察に相談する方法が安全です。
警察への遺失物届の提出は、見つかった場合の連絡先として機能します。
最寄りの警察署または交番で遺失物届を出しておきましょう。
STEP 4 通信会社に連絡してSIMカードを停止する
スマホが戻ってこない可能性を考えて、SIMカードの利用停止を申請しましょう。
不正利用によるキャリア料金の発生を防げます。
キャリア紛失・盗難時の連絡先
■ NTTドコモ151(ドコモの電話から) 0120-800-000
■ au157(auの電話から) 0077-7-111
■ ソフトバンク157(ソフトバンクの電話から) 0800-919-0157
■ 楽天モバイル公式アプリmy楽天モバイルまたはサポートページから申請
■ 格安SIM各社公式サイトのサポートページから確認
STEP 5 重要なアプリのパスワードを変更する
スマホが戻ってこない可能性を考えて、SIMカードの利用停止を申請しましょう。
不正利用によるキャリア料金の発生を防げます。
■Apple ID / Googleアカウントのパスワード
■LINEアカウント(別端末で強制ログアウトも可能)
■インターネットバンキング・電子マネーアプリ(PayPay・楽天ペイなど)
■クレジットカード管理アプリ
別の端末でLINEにログインし、設定 → アカウント → ログイン中の端末から紛失したスマホをログアウトできます。
PayPayのサポートページまたはカスタマーサポートに連絡して、アカウントの利用停止を申請できます。
STEP 6 見つからない場合——遠隔データ消去を検討する
スマホが戻ってくる見込みがなく、重要な個人情報が入っている場合は遠隔データ消去(リモートワイプ)を検討します。
iPhoneの場合——消去を実行する
iCloud.comのデバイスを探すから、紛失したiPhoneを選び、このデバイスを消去をクリックします。
実行後
- iPhoneが工場出荷時の状態にリセットされる
- 位置情報の追跡もできなくなる
- iCloudにバックアップしていたデータは後日復元可能
Androidの場合——デバイスのデータを消去を実行する
google.com/android/find からデバイスのデータを消去を選択します。
実行後
- すべてのデータが削除される
- 端末がリセットされる
- Googleアカウントへのアクセスも削除される
紛失に備えてあらかじめやっておきたい設定
この記事を読んでいる方の中には、幸い今回は見つかったという方もいるかもしれません。
次回の備えとして、今のうちに以下の設定をしておくことを強くおすすめします。
iPhoneは設定 → 自分の名前 → 探す → iPhoneを探すをオンにする。
Androidは設定 → セキュリティ → デバイスを探すをオンにする。
iCloudまたはGoogleフォトで自動バックアップをオンにしておくと、万が一データが消去された場合でも写真などを復元できます。

画面ロックなしのスマホは、拾った人なら誰でも中身を見られます。
指紋認証・顔認証+パスコードの組み合わせが最も安心です。
紛失した時は手元にスマホがないため、キャリアの問い合わせ番号をスマホ以外の場所(手帳・財布の中など)にメモしておくと安心です。
よくある質問
まとめ
STEP1 別の端末から現在地を確認する(iCloudまたはGoogleデバイスを探す)
STEP2 遠隔ロックをかける(iPhoneは紛失モード、Androidはデバイスを保護)
STEP3 心当たりのある場所・遺失物センターへ連絡する
STEP4 キャリアに連絡してSIMカードを停止する
STEP5 重要アプリのパスワードを変更する
STEP6 見つからない場合は遠隔データ消去を検討する(実行前に十分検討を)
まさかなくすとは思っていなかったという方がほとんどだと思います。今日この記事を読んだことをきっかけに、探す機能のオンとバックアップ設定だけでも確認してみてください。
参考・出典
Apple iPhoneを紛失した場合や盗難された場合
https://support.apple.com/ja-jp/HT201472
Google 紛失したAndroidデバイスを見つける、ロックする、消去するhttps://support.google.com/accounts/answer/6160491
警察庁 落とし物の届出・検索
https://www.npa.go.jp/bureau/soumu/ishitsubutsu/ishitsu-todokedekensaku.html
