50代・60代向けクレジットカードの選び方【スマホ決済との組み合わせ】

当ページのリンクには広告が含まれています

50代・60代向けのクレジットカード選び方を解説。楽天カード・dカード・イオンカードなどをスマホ決済との相性や生活スタイル別に比較します。

スマホ決済を使い始めたら、クレジットカードと組み合わせるとポイントがお得になると聞いた・長年使っているカードのままでいいのか、見直したほうがいいのか迷っている——そんな疑問を持つ方が50代・60代に増えています。

クレジットカードとスマホ決済は、うまく組み合わせるだけで毎日の買い物のポイント還元率が上がります。一方で、種類が多くて何を基準に選べばいいかわからない、という声も多く聞かれます。

この記事では、50代・60代の生活スタイルに合ったクレジットカードの選び方を、スマホ決済(PayPay・楽天ペイ・d払いなど)との相性を軸に解説します。カードを作る際の審査で気になるポイントも後半で触れます。

■最終更新:2026年8月
料金・サービス・ポイント還元率は変更される場合があります。
最新情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
この記事は一般的な情報提供を目的としており、特定のクレジットカードへの申し込みを勧めるものではありません。
最終的なご判断はご自身でお願いします。

この記事の目次

クレジットカードを選ぶ前に確認したい3つのこと

カードを選ぶ際に最初に決めておくと選択肢が絞られる3つの軸があります。

① どのスマホ決済・ポイントをメインにしたいか

クレジットカードとスマホ決済は組み合わせによってポイント還元率が変わります。

  • 楽天ペイをよく使う → 楽天カードと組み合わせると還元率が上がりやすい。
  • PayPayをよく使う → PayPayカードを紐づけると相性が良い。
  • d払いをよく使う → dカードと組み合わせるとdポイントが貯まりやすい。
  • イオンやスーパーでの買い物が多い → イオンカードが向いている。

すでに使い慣れたスマホ決済サービスがある場合は、そのサービスと同じ経済圏のカードを選ぶのが基本です。

💡
スマホ決済の使い方については
▼PayPay・楽天ペイ・d払いの違いと50代・60代向けの記事▼も参考にしてください。

② 年会費は無料か、有料でも特典が使えるか

年会費無料のカードは維持費がかからず使い始めやすいのが特徴です。年会費が発生するゴールドカードなどは、ポイント還元率や付帯保険が充実している半面、特典を使わなければコストが無駄になるリスクもあります。

50代・60代で新たにカードを検討する場合は、まず年会費無料の一般カードから始めるのがおすすめです。

③ セキュリティ・不正利用への補償

スマホ決済や通販での利用が増えると、不正利用のリスクも気になります。カード番号が表面に印字されていないナンバーレス設計や、利用のたびにスマホに通知が届く機能、不正利用が発生した際の補償制度が整っているかを確認しましょう。

生活スタイル別・おすすめカードの考え方

楽天カード|楽天市場・楽天ペイをよく使う方

楽天カード(年会費:永年無料)

楽天カードはポイント還元率の高さと使いやすさが評価されており、楽天グループのサービスを活用するほどポイントが貯まりやすくなります。

  • 基本ポイント還元率:1.0%(税込100円ごとに1ポイント)。
  • 楽天市場での買い物時:3.0%以上(SPU適用でさらに上乗せ可)。
  • スマホ決済楽天ペイとの組み合わせ:楽天カードからチャージして支払うことで還元率が上がる。

楽天カードをスマホ決済の楽天ペイに紐づけてチャージ払いにすると、貯まった楽天ポイントを1ポイント=1円としてコンビニやスーパーなどで現金感覚で使うことができます。

こんな方に向いています

  • 楽天市場での買い物が月に数回以上ある。
  • 楽天ペイを使い始めた、または使っている。
  • ポイントを楽天での買い物日常のスマホ決済でそのまま使いたい。

注意点

  • 楽天グループ以外での利用は還元率が1.0%のまま。
  • キャンペーン還元率は時期によって変動する。

⚠️
ポイント還元率・SPU条件は随時変更される場合があります。
最新情報は楽天カード公式サイトでご確認ください。


dカード|d払い・ドコモ回線を使っている方

dカード(年会費:永年無料)

  • 基本ポイント還元率:1.0%
  • dポイントが貯まり、ドコモのスマホ料金の支払いにも使える。
  • d払いとの組み合わせでdポイントを効率よく貯めることができる。

dポイントは2025年12月の新制度から、1年に1回使えば全ポイントの有効期限が延びる仕組みに変わり、ポイントの失効リスクが大きく下がりました。

こんな方に向いています

  • ドコモ回線を使っている(スマホ料金の支払いをdカードにするとさらにお得になる場合がある)。
  • d払いをメインのスマホ決済として使っている。
  • dポイントをコンビニや加盟店で気軽に使いたい。

注意点

  • ドコモ回線を使っていない方にはメリットが少ない場合がある。
  • dカードとドコモの組み合わせによる特典条件は公式サイトで最新情報を確認する。

イオンカードセレクト|イオン・スーパーでの買い物が多い方

イオンカードセレクト(年会費:永年無料)

  • 基本ポイント還元率:0.5%(WAON POINTとして貯まる)
  • イオングループ(イオン・マックスバリュー・ミニストップ等)での利用時は還元率2倍。
  • 55歳以上の方はイオングループでの買い物が毎月15日に5%オフされる特典(G.G感謝デー)があります。

こんな方に向いています

  • 近所にイオン・マックスバリューなどがありよく利用する。
  • WAONを普段使いしている。
  • 55歳以上でイオングループでの優待を活用したい。

注意点

  • イオングループ以外での還元率は0.5%と控えめ。
  • メインのスマホ決済がPayPayや楽天ペイの場合は相性がやや弱い。

三井住友カード|コンビニ・交通機関でよく使う方

三井住友カード(ナンバーレス)(年会費:永年無料)

  • 基本ポイント還元率:0.5%
  • セブン-イレブンやローソンなどの対象店でスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーを使うと還元率が最大7%まで上がります。2025年12月からはスマホのタッチ決済・モバイルオーダーが高還元の対象で、カードを差し込む支払いは対象外になっています。
  • 2026年4月からは、対象の鉄道・バスをスマホのタッチ決済で乗車すると7%相当が還元される仕組みも始まりました(カード1枚につき毎月1,000ポイントが上限)。
  • カード番号が表面に印字されていないナンバーレス設計で、セキュリティ面を重視する方にも向いている。

こんな方に向いています

  • コンビニ(セブン-イレブン・ローソン)をよく使う。
  • 路線バスや電車での移動が多い。
  • カード番号を表に出したくない(セキュリティ重視)。

注意点

  • コンビニ等での高還元はスマホのタッチ決済が条件(スマホをかざす操作が必要)。
  • 基本還元率は0.5%とやや控えめ。

スマホ決済とクレジットカードのポイント二重取りとは

スマホ決済とクレジットカードを組み合わせることでポイント二重取りができます。

■ 仕組みの例(楽天ペイ+楽天カードの場合)

  1. 楽天カードから楽天ペイにチャージ → この時点でカードのポイントが貯まる。
  2. 楽天ペイでお店の支払い → この時点でさらに楽天ペイのポイントが貯まる。
  3. 合計で通常より高い還元率でポイントが貯まる。

ポイント二重取りはどの組み合わせでも同じように機能するわけではなく、スマホ決済サービスとクレジットカードの組み合わせによって条件が異なります。

⚠️
ポイントの付与ルール・還元率はサービス改定により変更される場合があります。
最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

60代でクレジットカードを作る際に知っておきたいこと

クレジットカードの申し込みには一般的に年齢の上限が設けられていないため、60代でも申し込めるカードは多くあります。ただし、審査ではいくつかの点が考慮される場合があります。

審査で見られる主なポイント(2026年時点の一般的な傾向)

  • 収入・返済能力
    給与収入の有無・年金受給額・他社ローンの残高などが考慮される場合があります。
  • 60歳以上で年金受給のみの場合、ゴールドカード以上のランクは審査に通りにくくなることがあるとされています。まず一般カード(年会費無料のスタンダードなカード)から申し込むのが無難です。
  • クレジットヒストリー
    過去のクレジットカードやローンの返済履歴が参照される場合があります。

60代が審査に通りやすくするためのポイント(目安)

  • 年会費無料の一般カードから始める。
  • 申込時に年金受給者の方も申込可と明記しているカードを選ぶ。
  • 他社ローン・借り入れが多い場合は整理してから申し込む。

⚠️
審査基準は各カード会社によって異なり、公開されていない場合がほとんどです。
上記はあくまで一般的な傾向であり、審査の通過を保証するものではありません。
最終的なご判断は各カード会社の公式サイト・申込窓口でご確認ください。

クレジットカードとスマホ決済の利用で気をつけること

便利に使えるクレジットカード・スマホ決済ですが、50代・60代が特に意識しておきたい注意点があります。

① 使いすぎへの注意

カードやスマホ決済は現金を使わないため、支出感覚が薄れやすいです。月1回は明細を確認し、使いすぎていないか把握する習慣を持ちましょう。各カードの公式アプリで利用通知をオンにすると、使用するたびにスマホに通知が届くので確認しやすくなります。

② 詐欺・不正利用への注意

カード情報を入力してください・ポイントが失効しますといった偽メール・偽SMSによる詐欺が増えています。カード会社から届いたメールや連絡が本物かどうか不安な場合は、メール内のリンクをクリックせず、カード裏面の公式電話番号または公式サイトに直接アクセスして確認してください。詐欺メール・SMSの見分け方についての記事▼も参考にしてください。

③ リボ払い・分割払いの手数料に注意

リボ払いは毎月の支払い額を一定にできる反面、手数料(利息)が発生します。申し込み時の初期設定や規約を確認し、意図せずリボ払いになっていないかを確認しましょう。

よくある質問

クレジットカードがなくてもスマホ決済は使えますか?

はい、使えます。
PayPayや楽天ペイは銀行口座からのチャージで利用できるため、クレジットカードを持っていなくても始められます。
ただし、クレジットカードと紐づけることでポイント還元率が上がる場合があります。

カードは何枚持てばいいですか?

まずは1枚から始めるのがおすすめです。
複数枚持つと管理が複雑になりやすく、不正利用に気づきにくくなるリスクもあります。
慣れてきてから用途に合わせて2枚目を検討するのが無理のない進め方です。

年金だけの収入でもクレジットカードは作れますか?

カードによっては年金収入でも申し込めるものがあります。
申込フォームに年金受給者の方も対象と明記しているカードを選び、年会費無料の一般カードから試してみるのがおすすめです。
審査の詳細は各カード会社にお問い合わせください。

スマホ決済の設定が不安です。

他の記事:【▶PayPay・楽天ペイ・d払いの違いと50代向けのおすすめ】で、スマホ決済の基本的な設定手順を解説しています。
あわせてご参照ください。

まとめ

クレジットカードに万人向けの正解はありません。
自分が普段使っているスマホ決済・よく行くお店・ライフスタイルに合ったカードを選ぶことが、ポイントを無理なく貯め続けるコツです。

生活スタイル向いているカード
楽天市場・楽天ペイをよく使う楽天カード
d払い・ドコモ回線を使っているdカード
イオン・スーパーでの買い物が多い
55歳以上の優待を使いたい
イオンカードセレクト
コンビニ・交通機関をよく使う
セキュリティ重視
三井住友カード

まずは年会費無料のカードを1枚選び、スマホ決済と組み合わせて使ってみるところから始めてみてください。

⚠️
本記事の還元率・特典・審査条件は2026年8月時点の情報をもとにしています。
最新情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
この記事は特定のカードへの申し込みを推奨するものではありません。

参考・出典

この記事の目次