スマホの動きが遅い・重い時に試したい5つの改善策

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スマホが重くて動きが遅いと感じたら、まずこの5つを順番に試してみてください。再起動・キャッシュ削除・容量整理など、iPhone・Android共通の改善策を50代・60代向けにわかりやすく解説します。

最近スマホの動きが遅くなってきた気がする
・アプリを開くのに時間がかかる
・タップしてもすぐ反応しない

スマホは使い続けるうちに、少しずつ動作が重くなることがあります。買い替えを考える前に、自分でできる改善策を試してみましょう。

スマホが重い・遅い・ラグい原因の多くはストレージとメモリの空き不足・キャッシュの溜まりすぎ・アプリの起動しすぎの3つです。まずは再起動とキャッシュ削除、不要なデータの整理を試せば、多くのケースで動作はサクサクに戻ります。

この記事では、5つの改善策を手間の少ない順に並べました。上から順番に試してみてください。

■最終更新:2026年9月
設定の手順・画面表示はOSのバージョン・機種によって異なる場合があります。
最新情報は各スマホメーカーの公式サポートページでご確認ください。

この記事の目次

重くなる主な原因を知っておく

改善策を試す前に、スマホが重くなる代表的な原因を確認しておきましょう。

原因説明
ストレージ(保存容量)の不足写真・動画・アプリが増えて本体の空き容量が少なくなった状態。
メモリ(RAM)の不足複数のアプリを同時に動かしすぎてスマホの処理能力が限界に近い状態。
キャッシュの溜まりすぎアプリが一時的に保存するデータが増えすぎて動作を圧迫している状態。
OSやアプリが古いままアップデート内容はセキュリティ強化だけでなくシステムバグの修正も含まれます。アップデートを怠ると不具合が蓄積し動作が重くなることがあります。
バッテリーの劣化バッテリーが古くなると省電力モードが自動でかかり、処理速度が下がる場合があります。

原因が複数重なっていることも多いため、改善策は一つずつ順番に試してみるのがおすすめです。

改善策① 再起動する|まず最初に試すこと

最も手軽で、多くの場合に効果がある方法が再起動です。

スマホは長時間電源を入れっぱなしにしていると、メモリ(RAM)にデータが蓄積されて処理が重くなることがあります。再起動することでメモリがいったん解放され、動作が軽くなるケースが多くあります。

再起動の手順

■iPhone

電源ボタン(またはサイドボタン)と音量ボタンを同時に長押し → スライドで電源オフ → スライドして電源を切る → 再度電源ボタンを長押しで起動

■Android

電源ボタンを長押し → 再起動をタップ(機種によって電源を切る → 再度起動の手順になる場合も)

💡
毎日充電しているついでに、週に1回は再起動するという習慣をつけると、動作の重さを予防しやすくなります。

改善策② キャッシュを削除する|掃除する

定期的に削除することで動作が軽くなる場合があります。

キャッシュとは、アプリが動作を速くするために一時的に保存しているデータです。便利な仕組みですが、主要なアプリではキャッシュが数百MB〜数GBにも膨れ上がり、データ保存領域の約10〜30%を圧迫するケースも珍しくありません。

iPhoneのキャッシュ削除方法

iPhoneはアプリごとのキャッシュを直接削除する機能がありませんが、以下の方法で代替できます。

■Safari(ブラウザ)のキャッシュを削除

設定 → Safari → 履歴とWebサイトデータを消去

■アプリを一度削除して再インストールする

アプリのキャッシュをリセットできます。ただし、アプリ内のデータが消える場合があるため注意してください。

■オフロード機能を使う

設定 → 一般 → iPhoneストレージ → アプリを選択 → Appをオフロード。
アプリのデータを残したままアプリ本体だけを削除し、空き容量を確保できます。

Androidのキャッシュ削除方法

設定 → アプリ → 削除したいアプリを選択 → ストレージ → キャッシュを削除

⚠️
ブラウザのキャッシュを削除すると、保存されていたパスワードや閲覧履歴も一緒に消える場合があります。
必要な情報は事前にメモしておいてください。

⚠️
スマホのキャッシュを一括削除できると宣伝するアプリには注意が必要です。
信頼できる公式の方法で削除するのが安全です。

改善策③ ストレージの空き容量を増やす|整理する

ストレージ不足はスマホが重くなる代表的な原因の一つです。本体の空き容量が少なくなると、スマホ全体の動作が遅くなります。

まず現在の空き容量を確認する

■iPhone

設定 → 一般 → iPhoneストレージ

■Android

設定 → ストレージ

空き容量が全体の10〜20%を下回っている場合は、整理が必要です。

容量を増やす3つの方法

■方法A:不要な写真・動画を削除またはクラウドに移す

写真・動画は容量の大部分を占めることが多いです。Googleフォト(Android)またはiCloud(iPhone)に自動バックアップをオンにしておき、バックアップ済みの写真をスマホ本体から削除することで大幅に容量を確保できます。

■方法B:使っていないアプリを削除する

インストールしたまま使っていないアプリを削除します。アプリ自体が数十MB〜数百MBの容量を使っている場合があります。

■方法C:ダウンロードしたファイル・古いLINEのトーク・キャッシュを削除する

ブラウザでダウンロードしたファイルや、LINEのトーク内にある古い写真・動画は思わぬ容量を使っていることがあります。

ストレージの整理方法の詳細はスマホの容量が足りない時の解消法をご覧ください。

改善策④ OSとアプリを最新の状態にする|修正する

OSやアプリのアップデートを怠っていると、内部で不具合を起こして動作が重くなることがあります。アップデート内容にはシステムバグの修正も含まれます。

特にOSのバージョンが古い場合、新しいアプリとの相性が悪くなり動作が重くなることがあります。

OSのアップデート確認方法

■iPhone

設定一般ソフトウェア・アップデート

■Android

設定システムソフトウェアアップデート(機種によって表示が異なります)

アプリのアップデート確認方法

■iPhone

App Store → 右上のアカウントアイコン → 利用可能なアップデート

■Android

Google Play ストア → 左上のメニュー → マイアプリ&ゲーム アップデート

⚠️
アップデートの前にバッテリー残量が50%以上あることを確認してください。
残量が少ない状態でのアップデートは途中で中断されるリスクがあります。

💡
アップデートは自動更新に設定しておくと、Wi-Fi接続中・充電中に自動で行われます。
手動で確認する手間が省けます。

OSアップデートの重要性についてはスマホのOSアップデートはすべき?もご覧ください。

改善策⑤ バックグラウンドで動いているアプリを終了する|解消する

スマホは使っていないアプリでも、画面を閉じた後にバックグラウンドで動き続けることがあります。

バックグラウンドで大量のアプリを立ち上げたままにするとメモリが圧迫され、動作が重くなる原因となります。不要なバックグラウンドアプリを終了することでメモリの容量が確保され、動作が改善する可能性があります。

バックグラウンドアプリを終了する方法

iPhone(ホームボタンなし)

画面下から上にスワイプし途中で止める → アプリのプレビューが表示される→上にスワイプして終了

iPhone(ホームボタンあり)

ホームボタンを素早く2回押す → アプリのプレビューが表示される → 上にスワイプして終了

Android

画面下の「」ボタン(最近使ったアプリボタン)をタップ → 各アプリを横にスワイプして終了

⚠️
バックグラウンドのアプリをすべて終了するとバッテリーが長持ちすると言われることがありますが、iPhoneの場合は必ずしもそうではありません。
頻繁に終了・再起動を繰り返すとかえってバッテリー消費が増える場合もあります。
動作が重いと感じたときに試す程度で十分です。

5つの改善策を試してもよくならない場合

5つの改善策をすべて試しても動作が改善しない場合は、以下の原因が考えられます。

①バッテリーの劣化が原因

スマホのバッテリーは使い続けると少しずつ劣化します。劣化したバッテリーは電力供給が不安定になり、スマホが自動的に処理速度を下げる省電力モードが常時かかった状態になることがあります。

iPhoneの場合

設定 → バッテリー → バッテリーの状態と充電でバッテリー最大容量を確認。
80%を下回っている場合は交換の目安です。

■ Androidの場合

機種によってバッテリー劣化の確認方法が異なります。
キャリアショップや修理店でも確認できます。

電池に関する詳しい内容はスマホの電池の減りが早い原因と対処法7選をご覧ください。

②スマホ本体が古くなっている

スマホは一般的に3〜5年使うと、ハードウェアの性能が新しいアプリやOSの要求に追いつかなくなることがあります。改善しない場合は、バッテリー交換や修理・機種変更が現実的な選択肢になります。

買い替えを検討する目安として、以下の状況が重なっているときは検討のタイミングかもしれません。

  • 購入から4年以上が経過している
  • バッテリー最大容量が80%を下回っている。
  • OSの最新バージョンへのアップデートが対応機種外になった。

スマホの選び方は50代・60代が使いやすいスマホの選び方【2026年おすすめ機種】をご覧ください。

よくある質問

スマホ最適化アプリをインストールすると軽くなりますか?

ワンタップでスマホが速くなると宣伝するアプリの中には、効果が限定的なものや広告が多いものもあります。
この記事でご紹介した手順を公式の方法で行うほうが、安全で確実です。
見知らぬアプリを追加インストールすることで、かえって動作が重くなる場合もあります。

キャッシュを削除するとLINEのトーク履歴は消えますか?

LINEのキャッシュを削除してもトーク履歴は消えません。
ただし、LINEアプリ内に保存していた写真・動画・ファイルは消える場合があります。
削除前に必要なファイルをバックアップしておくことをおすすめします。

再起動するとデータが消えますか?

再起動だけではデータは消えません。
安心してお試しください。
ただし、初期化(工場出荷状態に戻す)はすべてのデータが消えます。初期化を行う際は必ずバックアップをとってから実施してください。

アップデートしたら逆に重くなりました。どうすれば?

OSやアプリのアップデート直後は一時的に動作が重くなることがあります。
数時間〜1日程度様子を見てから、再起動を試してみてください。
それでも改善しない場合は、メーカーのサポートページで不具合情報を確認するか、キャリアショップへ相談してみてください。

まとめ

改善策効果所要時間の目安
①再起動する◎ まず試すべき基本約2分
②キャッシュを削除する○ 容量・速度の改善5〜10分
③ストレージを整理する◎ 根本的な改善10〜30分
④OSとアプリを更新する○ 不具合の解消10〜20分
⑤バックグラウンドアプリを終了する△ 一時的な改善約2分

スマホの動作改善は、難しい操作は必要ありません。
あわてず、ていねいに、上から順番に一つずつ試してみてください。
それでも改善しない場合はバッテリーの劣化や本体の経年劣化が原因の可能性があります。修理・買い替えの判断については、キャリアショップまたは修理店に相談してみましょう。

参考・出典

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