
スマホ保険にはキャリア補償・独立系保険・AppleCare+など複数の種類があります。それぞれの特徴と月額料金を比較し、自分に合った補償の選び方を50代・60代向けにわかりやすく解説します。
スマホを落として画面が割れた、気づいたら水に濡れて動かなくなった——そんなトラブルは誰にでも起こりえます。
修理にかかる費用は、iPhoneのガラス割れで2〜5万円、水没や基板損傷で6万円以上になるケースも珍しくありません。スマホ本体の価格が10万円を超える機種も増えており、壊れたときの出費への備えとして補償サービスを検討する方が増えています。
一方で、保険料が毎月かかるのに使わなかったらもったいない・種類が多くてどれが自分に合うかわからないという声も多く聞かれます。
この記事では、スマホの補償サービスの種類・特徴・費用の目安を整理し、入るべき人・様子を見てもよい人の目安をお伝えします。
■最終更新 2026年8月
料金・補償内容は変更される場合があります。
最新情報は各公式サイトでご確認ください。
この記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の保険商品への加入を勧めるものではありません。最終的なご判断はご自身でお願いします。
スマホの補償サービスは大きく3種類
スマホの補償には、大きく分けて3つの種類があります。
| 種類 | 提供元 | 加入タイミング | 対象端末 |
|---|---|---|---|
| ① キャリア補償 | ドコモ・au・ソフトバンク等 | 端末購入時(期間限定) | そのキャリアで購入した端末のみ |
| ② 独立系スマホ保険 | 保険会社(さくら少額短期保険等) | 購入後でも加入可 | SIMフリー・中古端末も対象 |
| ③ メーカー保証(AppleCare+等) | Apple・各メーカー | 端末購入時〜一定期間内 | そのメーカーの端末のみ |
それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。
① キャリア補償——安心感はあるが月額は高め
ドコモ・au・ソフトバンクなど大手キャリアが提供する補償オプションです。
端末を購入したショップや店舗で手続きが完結するため、わかりやすく使いやすいのが特徴です。
■ドコモ「smartあんしん補償」の場合(2026年8月時点の目安)
- 月額料金:330円〜1,720円(端末の価格帯により異なる)
- 修理代金の自己負担:Android最大3,300円・iPhone最大5,500円(修理時)
- 交換の場合の自己負担:4,400円〜12,100円
- スマホ以外(PC・テレビ等)の「イエナカ機器補償」も追加可能
■ au・ソフトバンクの場合(2026年8月時点の目安)
- au:月額990円〜1,980円程度(プランにより異なる)
- ソフトバンク:月額990円〜1,980円程度(プランにより異なる)
- いずれもAppleCare Servicesとのセットプランも用意されている
- 対面で手続きでき、困ったときにショップで相談できる
- ただしそのキャリアで購入した端末のみが対象のため、格安SIMに乗り換えると補償が使えなくなる場合がある
- 月額料金は独立系保険と比べてやや高め
- 加入できる期間が購入後〜一定期間に限定されていることが多い
② 独立系スマホ保険 —— 格安SIM利用者や複数台持ちにも対応
保険会社が提供する民間のスマホ保険です。
キャリアに縛られず、SIMフリー端末や格安SIM利用中の端末にも加入できる点が大きな特徴です。
■ モバイル保険(さくら少額短期保険)の場合(2026年8月時点)
- 月額700円で最大3台まで補償(スマホ・タブレット・スマートウォッチ・ワイヤレスイヤホン等)
- 年間最大15万円まで修理費用を補償
- 修理時の自己負担金:なし(免責額なし)
- 紛失・盗難は補償対象外
- 購入から1年以内の端末が加入対象
■その他の独立系保険の目安(2026年8月時点)
- MYSURANCEスマホ保険:月200円〜(格安SIM・サブブランド向け)
- ニッセイプラス スマホ保険:月200〜400円(中古端末も加入可)
- スマホケ:月100円〜(プランごとにオプション追加型)
- 格安SIMに乗り換えても継続して使えることが多い
- 複数の端末をまとめて補償できるプランが多く、コスパが高い場合がある
- 申し込みはオンライン完結のため、店頭での相談はできない
- キャリア補償と異なり、代替機の貸し出しサービスがない場合がある
③ AppleCare+(iPhoneユーザー向け)
Appleが提供する公式の補償サービスです。iPhoneを使っている方は選択肢のひとつとして参考にしてください。
- 月払いまたは年払いで加入できる
- AppleストアまたはApple正規サービスプロバイダでの修理に対応
- 画面修理・その他の損傷の修理時に自己負担が発生する
- 盗難・紛失補償プランを選べば紛失時の補償も可能
iPhoneユーザーでAppleの正規店で修理したい・バッテリー保証も含めて安心したいという方に向いています。
スマホ保険に入るべき人・様子を見てもよい人
補償への加入が向いているかどうかは、使い方・端末の価格・生活スタイルによって変わります。
■ 加入を検討したほうがよいケース
- 購入した端末が10万円以上のハイエンドモデル
- 外出先でスマホをよく使う・落とすことが心配
- 格安SIMに乗り換え済みで、キャリア補償の対象外になった
- タブレットやイヤホンなど複数のデバイスをまとめて補償したい
- 修理費用を自己負担する余裕が少ない
■ 様子を見てもよいケース
- 端末が比較的低価格(5万円以下)
- 自宅での使用が中心で持ち歩くことが少ない
- すでにキャリアの補償に加入しており、二重になる
- 貯蓄に余裕があり、万が一は買い替えで対応できる
格安SIMに乗り換えた場合の補償はどうなる?
格安SIMに乗り換えると、キャリアの補償サービスは原則として解約または引き継げなくなる場合があります。
格安SIMへの乗り換えを検討している方は、
- 乗り換え前にキャリア補償の解約タイミングと条件を確認する
- 独立系スマホ保険(モバイル保険等)への加入を並行して検討する
という手順で備えておくと安心です。
格安SIMへの乗り換え手順は、この記事でも詳しく解説しています。
格安SIMに乗り換えて失敗しないための注意点

MNP転出の手順をわかりやすく解説

補償サービスを選ぶときの3つのチェックポイント
最後に、補償を選ぶ際に確認しておきたいポイントをまとめます。
画面割れ・水没だけでいい・紛失・盗難も心配・複数台まとめて補償したいなど、補償に求めることを先に整理しておくと、選択肢が絞られます。
月700円の保険の場合、年間で8,400円の保険料がかかります。スマホを過去5年で一度も壊したことがなければ、補償なしでも問題なかったかもしれません。自分の過去の壊す頻度を振り返って判断することも一つの方法です。
紛失は対象外・海外は対象外・購入から○年以内のみ対象など、各サービスには適用条件があります。加入前に必ず公式サイトで確認してください。
よくある質問
まとめ
スマホの補償サービスは必要かどうかの正解は人によって異なります。
- キャリア補償
ショップで手続きでき、安心感が高い。格安SIMに乗り換えると使えなくなる場合あり - 独立系スマホ保険
格安SIMでも使えて月額を抑えられる。複数台まとめて補償できるプランが多い - AppleCare+
iPhoneユーザー向け。Appleの正規修理を希望する方に向いている
端末の価格・使い方・生活スタイルを確認したうえで、万が一のときに出費が気になるかどうかを基準に判断してみてください。
参考・出典
- ドコモ公式:smartあんしん補償 https://www.docomo.ne.jp/service/smart_anshin_compensation/
- au公式:故障紛失サポート https://www.au.com/mobile/service/kosho-funshitsu-support/
- ソフトバンク公式:あんしん保証パック https://www.softbank.jp/mobile/service/anshin-hosho/
- モバイル保険(さくら少額短期保険)公式 https://mobile-hoken.com/
- Apple公式:AppleCare+ https://www.apple.com/jp/support/products/iphone/
