
新しいiPhoneが届いたとき、箱を開けたものの、何から始めればいいのかわからないと感じる方は少なくありません。説明書も薄く、画面に表示される指示も小さな文字で読みにくいことがあります。
この記事では、iPhoneの初期設定を最初の電源オンから、普段使いができる状態になるまで、順番に分かりやすく解説します。所要時間は早ければ30分、データ移行を含めても1時間ほどです。お茶を用意して、ゆっくり進めていきましょう。
設定を始める前に準備するもの
設定をスムーズに進めるために、以下のものを手元に準備しておきましょう。
① Wi-Fi環境
自宅のWi-Fiパスワードがわかる状態にしておきましょう。
② Apple ID とパスワード
以前から使っている場合はメモを準備。初めての方は設定の途中で新しく作成できます。
③ 旧スマホ(これまで使っていたスマホ)
データを移す場合は、電源を入れた状態で近くに置いておく。
④ SIMカード
格安SIMの場合は事前に開通手続きが必要な場合があります。契約時の案内を確認してください。
iPhoneの初期設定 基本ステップ(電源を入れてから)
電源ボタン(本体右側面の長いボタン)を3秒ほど押すと、画面にこんにちはという文字が表示されます。ここから設定が始まります。
① 言語と地域を選ぶ
日本語を選択し、地域は日本を選んでください。特に迷う部分はありません。
② Wi-Fiに接続する
表示された一覧から自宅のWi-Fi名を選び、パスワードを入力します。Wi-Fiに接続しないと、この先の設定が一部進められないため、ここは必須のステップになります。
③ Face IDまたはTouch IDを設定する
画面の指示に従って顔(Face ID)または指紋(Touch ID)を登録します。これを設定しておくと、ロック解除やApple Payの利用がスムーズになります。
後で設定を選ぶこともできますが、セキュリティの観点からこの場で設定しておくのがおすすめです。
④ パスコードを設定する
6桁の数字を2回入力します。誕生日など推測されやすい数字は避けましょう。このパスコードは、スマホを紛失した際にも重要な役割を持ちます
紛失時の対処法は別記事で詳しく解説しています。

⑤ Apple IDでサインインする
すでにApple IDを持っている場合はここでサインインします。お持ちでない場合はApple IDを作成を選び、画面の案内に従って新規作成します。メールアドレスと生年月日の入力が必要です。
⑥ 利用規約への同意・各種設定
Apple Payの設定・Siriの設定・位置情報サービスなどの画面が続きます。それぞれ設定する・スキップを選べますが、特別な理由がなければすべて設定するを選んで進めて問題ありません。
| 設定項目 | 操作すること | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| 準備 電源を入れる | サイドボタンを長押しして起動 | 画面に「こんにちは」が表示されるまで待つ。購入直後の新品なら基本的にそのまま進められます。 |
| ①言語と地域 | 使用する言語と国・地域を選択 | 基本的に日本語・日本を選択。地域設定は日付・時刻・通貨などにも関係します。 |
| ②Wi-Fiに接続 | 自宅などのWi-Fiを選び、パスワードを入力 | Wi-Fiのネットワーク名(SSID)とパスワードを事前に確認。大文字・小文字や数字の入力間違いに注意。 |
| ③Face ID/Touch ID | 顔認証または指紋認証を登録 | 対応機種によって異なります。Face IDは画面の案内に従って顔を登録。眼鏡を普段使う場合は、普段の状態で登録すると使いやすい。 |
| ④パスコードを設定する | iPhone本体のロック解除などに使う数字を設定 | 非常に重要。Face ID/Touch IDが使えない場合にも必要。忘れない番号を設定し、他人に知られないようにする。 |
| ⑤Apple Accountでサインイン | Apple Account(旧Apple ID)のメールアドレス・パスワードを入力 | App Store、iCloud、写真、バックアップなどを利用するための重要なアカウント。パスワードを忘れないことが重要です。 |
| ⑥利用規約・各種設定 | 利用規約への同意、iCloud、位置情報、Siri、スクリーンタイムなどを設定 | よく分からない項目は、後から設定アプリで変更できるものも多い。焦って全部を理解しようとしなくて大丈夫です。 |
| 完了 ホーム画面を確認 | 初期設定を終えてiPhoneを使い始める | 電話・Safari・App Store・写真など、基本アプリが使えるか確認。 |
初めてiPhoneを設定する場合、すべてを一度に理解する必要はありません。
| 覚えておきたいこと | 理由 |
|---|---|
| 1. パスコード | iPhone本体を守る重要な情報 |
| 2. Apple Accountのメールアドレス | App StoreやiCloudなどで使用 |
| 3. Apple Accountのパスワード | サービス利用や設定変更などで必要 |
| 4. Wi-Fiのパスワード | 自宅Wi-Fiへの接続などで必要 |
| 5. Face ID/Touch ID | 毎日のロック解除を簡単にできる |
旧スマホからのデータ移行方法
iPhoneからiPhoneへ機種変更する場合
クイックスタートという機能を使うと、古いiPhoneを新しいiPhoneに近づけるだけで、自動的にデータ移行の案内が表示されます。画面の指示に従ってカメラで認証コードを読み取るだけで、写真・連絡先・アプリの多くがそのまま引き継がれます。
AndroidからiPhoneへ機種変更する場合
設定の途中でAndroidからデータを移行という選択肢が表示されます。Google PlayストアからMove to iOSというアプリを旧スマホにインストールし、表示されたコードを入力することで、連絡先や写真などを移行できます。
初期設定が終わったら、最初にやっておきたい設定
基本設定が終わってホーム画面が表示されたら、次に以下の設定をしておくと、その後の生活が快適になります。
設定 → 画面表示と明るさ → 文字サイズを変更で、読みやすい大きさに調整できます。

設定 → 自分の名前 → iCloud → 写真をオンにすると、写真が自動で保存され、機種変更時にも安心です。
不要なアプリの通知が多いと感じる場合は、設定 → 通知で一つずつオフにできます。
体調に関する情報を登録しておくと、緊急時に役立ちます。ヘルスケアアプリから設定可能です
よくある質問
まとめ
iPhoneの初期設定は、手順を一つずつ進めれば決して難しいものではありません。
わからない言葉が出てきても、焦らず一つずつ確認していくことが大切です。
設定が終わったら、次は文字を大きくしたり、よく使うアプリを整理したりして、自分らしく使いやすいiPhoneに育てていきましょう。



