50代・60代向け格安SIM乗り換え完全ガイド【手順・注意点】

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格安SIMに乗り換えたいけれど手順がわからない——50代・60代の方でも自分でできる乗り換えの全手順を、準備から開通まで順番にわかりやすく解説します。

格安SIMに変えると月々の料金が安くなると聞いたけれど、手続きが難しそうで踏み出せない——そんな方は多いのではないでしょうか。

実際のところ、格安SIMへの乗り換えはオンラインで完結し、難しい操作はほとんどありません。準備するものと手順さえ知っていれば、50代・60代の方でも自分ですすめられます。

大手3キャリアと比べると、月2,000〜4,000円の節約になるケースも珍しくなく、年間では数万円単位の節約効果が期待できます。

この記事では、乗り換えの前準備から開通まで、全手順を順番にわかりやすく解説します。

■最終更新:2026年7月
料金・キャンペーン情報は変更される場合があります。必ず各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。

この記事の目次

格安SIMとは?大手キャリアとの違いを整理する

格安SIMとは、NTTドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアから回線を借りてサービスを提供する通信会社(MVNO)が提供するSIMカードのことです。

大手キャリアの半額程度の基本料金で利用できるため、大幅にスマホ代が節約でき、利用できる通信エリアに違いはなく、大手キャリアの美味しいところどりが可能な通信サービスです。

格安SIMのメリット

■ 月額料金が大手キャリアより大幅に安い
■ 契約期間の縛りなし・違約金なしのプランが多い
■ 自分の使い方に合わせてデータ容量を細かく選べる

格安SIMのデメリット

■混雑時間帯(12〜13時・18〜19時)に速度低下が起きやすい点がある(特にMVNOタイプ)
■キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)が基本的に使えなくなる(持ち運びサービスで継続できる場合あり)
■店舗を設けずオンラインや電話対応のみに限定している会社もあるため、自己対応が必要な場面がある

💡
速度低下が気になる方には、大手キャリアのサブブランド(ahamo・povo・LINEMO)がおすすめです。
MVNO
よりやや高めですが、混雑時の速度低下が少なく安定しています。

※MVNO
NTTドコモやau、ソフトバンクなどの通信会社から通信回線を借り受けて、格安SIMや格安スマホを提供する事業者のことです。

乗り換え前に確認すること(4つのチェックポイント)

① 今使っているスマホが格安SIMに対応しているか確認する

今お使いのスマホをそのまま使う場合、SIMロック解除が必要な場合があります。

SIMロックとは? 以前、大手キャリアで購入したスマホには、そのキャリアのSIMカードしか使えない制限(SIMロック)がかかっていることがあります。
2021年10月以降に購入した端末は基本的にSIMフリー(制限なし)ですが、それ以前の端末は確認が必要です。

確認・解除方法

  • iPhoneの場合:設定 → 一般 → 情報 → SIMロックの表示を確認
  • Androidの場合:キャリアの公式サイトまたはショップで確認
  • SIMロック解除はほとんどのキャリアでオンライン無料で対応しています

② キャリアメールを使っているか確認する

キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)は格安SIMに乗り換えると基本的に使えなくなります。

対処法

  • GmailやYahoo!メールなどのフリーメールに移行する(無料)
  • 各キャリアのメールアドレス持ち運びサービスを申し込む(有料・月額330円前後)
  • 乗り換え前に重要なメールのアドレスをGmailに変更しておく

銀行・証券・各種サービスの登録メールアドレスをキャリアメールにしている場合は、乗り換え前に変更しておくことをおすすめします。

③ 現在の契約に違約金・残債がないか確認する

2022年6月以降に契約した方はほぼ違約金なしですが、それ以前の旧プランを更新せずに使っている場合は、別途費用が発生することがあります。
また、端末の分割払いが残っている場合も確認が必要です。

現在の契約状況は、各キャリアのアプリ・マイページから確認できます。

④ 月々のデータ使用量を把握する

自分がどれくらいデータを使っているか把握しておくと、最適なプランを選べます。

月間使用量の目安利用スタイル
〜3GBWi-Fi環境がメイン、外出時は地図・LINEのみ
3〜10GB外出先でYouTubeやSNSを見ることがある
10〜20GB外出先での動画視聴が多い
20GB以上ほぼモバイル回線でネットを使う

各キャリアのアプリ → データ使用量で直近3ヶ月の平均使用量を確認しておきましょう。

乗り換えの全手順【5ステップで完了】

手間がかかるのは準備と申し込みだけで、SIM到着後の作業は数分で完了します。

STEP 1 乗り換え先の格安SIMを選んで申し込む

乗り換え先を決めたら、公式サイトからオンライン申し込みをします。

申し込みに必要なもの

  • 本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカード・有効期限内のもの)
  • 支払い用クレジットカード(契約者本人名義)
  • メールアドレス(GmailなどフリーメールでOK)
  • MNP予約番号(電話番号を引き継ぐ場合。ワンストップ対応サービスなら不要な場合あり)

💡
物理SIMeSIMのどちらを選ぶか聞かれます。
物理SIMは届くまで数日かかりますが、手順がわかりやすく、eSIMは開通が早いですがWi-Fi環境が必要です。
初めての方には物理SIMがおすすめです。

STEP 2 MNP予約番号を取得する(電話番号を引き継ぐ場合)

電話番号をそのまま使いたい場合はMNP(携帯電話番号ポータビリティ)の手続きが必要です。

MNP予約番号の取得方法 現在お使いのキャリアのアプリ・マイページ・カスタマーセンターでMNP予約番号の発行を申請します。

  • 2021年4月以降、オンラインでのMNP転出手数料は原則無料になりました。
    店頭や電話での申請は1,100円程度かかる場合があるため、オンラインでの手続きがおすすめです。
  • MNP予約番号の有効期限は取得日を含む15日間です。
    取得後は速やかに申し込み手続きを進めましょう。

💡
ワンストップMNPに対応しているサービスなら予約番号が不要です。
オンライン申込で対象事業者からの乗り換えであれば、MNPワンストップによってMNP予約番号なしで進められる場合があります。
乗り換え先の公式サイトで対応状況を確認してください。

STEP 3 SIMカードが届いたら回線を切り替える

申し込みから数日でSIMカードが届きます(eSIMはメールで案内が届きます)。

開通(回線切り替え)の手順

①乗り換え先の公式サイトまたはアプリにログイン

②回線切り替え(MNP転入)の手続きをする

③最大30分ほどで使えるようになります

⚠️
回線切替のタイミングで、通話・通信が一時的に使えなくなることがあります。
大事な連絡がある日は避け、Wi-Fi環境を用意するなど余裕を持って進めましょう。

⚠️
格安SIMはMNPの受付時間があります。
時間に余裕をもって手続きをしないと、切り替えが翌日になることがあるため、乗り換え先のMNP受付時間を事前に確認しておきましょう。

STEP 4 SIMカードを差し替える

旧スマホの電源を切り、SIMトレイにカードを差し替えます。

作業時は電源を切る、SIMカードのIC部分に触れない、静電気に注意する、無理に差し込まないなど、基本的な注意点を意識して作業しましょう。

STEP 5 APN設定をして通信を確認する

SIMを差し替えただけではインターネットにつながらない場合があります。

APNとは? スマホがインターネットに接続するための設定情報です。乗り換え先から案内が届くので、その手順通りに設定します。iPhoneはプロファイルをインストールするだけで完了するケースが多く、Androidは設定画面から手動入力が必要な場合があります。

設定後にブラウザでウェブサイトが表示されれば開通完了です。

乗り換えで失敗しないための4つの注意点

① キャリアメールの変更を先に済ませる

前述のとおり、キャリアメールが使えなくなります。
銀行・ネット通販・各種サービスの登録アドレスを乗り換え前にGmailなどに変更しておくと、乗り換え後のトラブルを防げます。

② LINEの引き継ぎ設定を忘れない

LINEはMNPで電話番号を引き継げばそのまま使えますが、念のため引き継ぎ設定をオンにしておきましょう。

(参考記事:スマホを機種変更・譲渡する前にやることの記事はこちらから▶)

③ 速度低下は時間帯と事業者選びで解消できる

昼休みや夕方などの混雑時間帯は通信速度が低下しやすい特性があり、MVNOにもあります。
対策として、速度低下が少ないサブブランド(ahamo・povo・LINEMO)を選ぶか、MVNOの中でも速度評価が高いサービスを選ぶことをおすすめします。

※MVNO
NTTドコモやau、ソフトバンクなどの通信会社から通信回線を借り受けて、格安SIMや格安スマホを提供する事業者のことです。

④ 実店舗サポートがない場合は事前に把握する

格安SIMの多くはオンラインサポートが中心です。
困った時に店舗に相談したいという方は、実店舗を持つサービス(UQモバイル・ワイモバイルなど)を選ぶと安心です。

50代・60代におすすめの格安SIM選びのポイント

格安SIM比較は別の記事で詳しく解説しますが、ここでは選び方の基本だけを整理します。

サポートを重視する方

■ UQモバイル
■ ワイモバイル(実店舗あり・サポート充実)

とにかく安さを重視する方

■ 楽天モバイル
■ LINEMO
■ povo(月額1,500〜2,000円台から)

楽天経済圏を使っている方

■ 楽天モバイル(楽天ポイントが貯まりやすい)

ドコモ回線の品質を保ちつつ安くしたい方

■ ahamo
■ IIJmio
■ mineo(ドコモ回線)

よくある質問

乗り換えるとLINEは使えなくなりますか?

LINEアカウントは電話番号やメールアドレスに紐づいているため、MNPで電話番号を引き継げばそのまま利用できます。
念のため事前にLINEの引き継ぎ設定を確認しておくとより安心です。

MNP予約番号の有効期限が切れてしまいました。

期限が切れても、予約番号は何度でも無料で取り直せます。
慌てる必要はありません。
取り直すと新しい15日間が始まるため、発行したら数日以内に申し込むのが安全です。

家族も一緒に乗り換えるとお得になりますか?

家族割引を提供している格安SIMも多く、家族全員でまとめて乗り換えると1人あたりの料金をさらに下げられる場合があります。
複数回線を検討されている場合は、各社の家族割引条件も比較してみましょう。

今のスマホの分割払いが残っています。乗り換えできますか?

乗り換え自体は可能ですが、端末の分割払いはキャリアとの契約が続くため、払い終わるまで支払いが続きます。
乗り換えと端末残債の支払いは別物として考えてください。

乗り換えにどのくらいの時間がかかりますか?

準備(SIMロック解除・メール変更)を事前に済ませておけば、申し込みから開通まで最短で数日です。
郵送されてくるSIMの配送に2〜5日程度かかることが多く、eSIMなら当日開通も可能です。

まとめ

【乗り換え前の準備】
□ SIMロック解除が必要か確認した
□ キャリアメールを使っているサービスのアドレスをGmailに変更した
□ 現在の契約の違約金・端末残債を確認した
□ 月々のデータ使用量を確認した
□ LINEの引き継ぎ設定をオンにした
(参考記事:スマホを機種変更・譲渡する前にやることの記事はこらちから▶

【申し込み時】
□ 本人確認書類を用意した
□ MNP予約番号を取得した(ワンストップ対応サービスは不要の場合あり)
□ 物理SIMかeSIMか選んだ

【開通後】
□ APN設定を完了した
□ ブラウザでインターネットが表示された
□ 通話ができることを確認した

参考・出典

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